開催レポート

9/23(土・祝)埼玉県民のための医療セミナー もっと知ってほしい小児がんのこと~小児がん支援のレモネードスタンド~イベントを開催!

2017年9月23日(土・祝)埼玉県民のための医療セミナー もっと知ってほしい小児がんのこと~小児がん支援のレモネードスタンド~イベントを開催しました!


会場は、埼玉県立小児医療センターのお隣の建物「With You さいたま」のセミナー室です。


【開会挨拶】康 勝好先生(埼玉県立小児医療センター)


【授業】「小児がんってどんな病気?」荒川 ゆうき先生(埼玉県立小児医療センター 血液腫瘍科 医長)による30分間の授業。
「からだの設計図はDNAです。がんは、その設計図の書き間違いによってできます。がんは自分の細胞が原因となった病気です。そのため治療も大変なんです。」と、
子どもたちに大変分かりやすいスライドと言葉で説明してくださりました。


【体験談】私の小児がん
間中るなさんは、2015年、14歳の時に小児がんが見つかりました。小児がんになったことで出会った人々との触れ合いから、間中さんは「こんなにも自分を応援してくれている人がいる」と、自分を変えることができたそうです。間中さんは、見事、第一志望の高校に合格。自分の可能性を信じられるようになったそうです。

イベントの後半は、小児がん支援のレモネードスタンドです。まずは、レモネードスタンドを始めたアレックス・スコットちゃんの物語から。YouTubeはこちら。小学生から高校生までどの世代にもこころに響く内容です。


【小児がん支援のレモネードスタンド体験】①レモネードを作ってみよう!
各テーブルで、レモン液、水、お砂糖を混ぜてレモネードを実際に作ってみました!


②レモネードスタンドを開催してみよう!②レモネードスタンドを開催してみよう!「小児がん支援のレモネードスタンドでーす!」「募金をお願いしまーす!」と声を出す練習後に、見学のお父さん、お母さんや、病院の医師や看護師さん、院内学級の先生などに飲んでいただきました!


各テーブルから、今日の感想を一言ずつ発表!


【閉会挨拶】久保良子先生(埼玉県立小児医療センター 看護部長)

【感想】みんなに今日の感想を書いてもらいました!
【アンケート結果からの感想抜粋】
「今まで、がんはマイナスなイメージしかなかったけど、がんになって分かったことや、がんになったから出来ることなどたくさん知れてよかったです。今お兄ちゃんががんなのでがんばってほしいです。」
「今までのがんについての悪い偏見が少しなくなった感じがしました。がんというだけで、不治の病のようなイメージがあったために、今の小児がんの完治率を知って驚きました。これから更に技術が進歩し、小児がんだけでなく、他の病気の人までなおせる世の中になればいいなと思っています。」
「小児がんにかかった高校生のための高校が、とても少ないように思った。入院して院内学級に入っても、きちんと単位がとれて進学に障ることがないように制度を整える必要があると思った。また院内学級では、小児がんの治療と並行してどのようなことが学べるのかも興味を持った。」
「」
など、たくさんの感想をいただきました。

アンケート結果全文はこちら


【集合写真】

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イベントタイトル:埼玉県民のための医療セミナー~小児がん支援のレモネードスタンド~
開催日時:2017年9月23日(土・祝)13:30-15:30
会場:With Youさいたま セミナー室
共催:埼玉県立小児医療センター
埼玉県男女共同参画推進センター
認定NPO法人キャンサーネットジャパン
後援:公益財団法人がんの子どもを守る会
参加者:36名(小学生5名、中学生6名、高校生9名、大学生7名、一般9名)(※埼玉開催は一般の方も対象)
見学者:16名