8/6(日)国立成育医療研究センター 夏休み公開講座～小児がん支援のレモネードスタンド～イベントを開催！

2017年8月6日(日)国立成育医療研究センター 夏休み公開講座～小児がん支援のレモネードスタンド～イベントを開催しました！

会場の様子

【授業】「小児がんってどんな病気？」松本公一先生（国立成育医療研究センター 小児がんセンター長）によるという30分間の授業。

【小児がん体験談】伊藤郷平さんの小児がん体験談を、松本先生とトークセッション形式にて伺いました。
3歳の時に急性骨髄性白血病になった伊藤さんは、6年後、再発し骨髄移植を受け、現在は28歳の社会人です。
治療中、つらかったことは、「外に出れなくなること」そして、友達からのビデオレターや手紙に大変励まされたそうです！
小児がんを経験し、「やりたいことをしようと思った。」「人助けをしたい。」「人を喜ばせる仕事をしたい。」と感じ、現在は、美容師さんとして活躍されています！
自分の人生を大事にし、日々を積極的に生きられている姿は、参加している子どもたちの心に響いたことと思います。

イベントの後半は、小児がん支援のレモネードスタンドです。
まずは、レモネードスタンドを始めたアレックス・スコットちゃんの物語から。
YouTubeはこちら。小学生から高校生までどの世代にもこころに響く内容です。

【小児がん支援のレモネードスタンド体験】①レモネードを作ってみよう！
各テーブルで、レモン液、水、お砂糖を混ぜてレモネードを実際に作ってみました！

②レモネードスタンドを開催してみよう！
「小児がん支援のレモネードスタンドでーす！」「募金をお願いしまーす！」と声を出してレモネードスタンドの模擬体験をしました。見学者のお父さん、お母さんにはおもちゃの紙幣を募金していただき、子どもたちの手作りレモネードを飲んでもらいました！

各テーブルから、今日の感想を一言ずつ発表！

【閉会挨拶】賀藤 均先生（国立成育医療研究センター 病院長）

【感想】みんなに今日の感想を書いてもらいました！
【アンケート結果からの感想抜粋】
「（参加動機）学校でちらしが配られたことと、将来看護師になりたかったので興味があったから申し込みました。」
「（参加動機）お兄ちゃんが重い病気でほかの人も重い病気にかかった人がいてほかにもどんな重い病気があるのか知りたかったから。」
「（参加動機）お姉ちゃんの友達がこの「レモネードスタンド」に参加して、「すごく楽しい！」と聞いて、きました。あと、お姉ちゃんが「ガン」なので、ガンのことが知りたいと思ったのとじゆうけんきゅうにもピッタリときいたからです。」
「（参加動機）3年前、突然弟が神経芽腫で亡くなりました。実は弟もこの病院に入院していました。それからこれがあると知って弟の病気をもっと知ってみたいと思ったからです。」
「現在学校で国際ボランティア部に所属していて、文化祭ではレモネードスタンドを売るのでその前にレモネードスタンドについて知っておきたかったから。」
「小児がんの子は、健康な人には考えられない孤独を感じていらっしゃり、その孤独さをわかちあうことが、健康な人の義務だと感じました。」
「私の友達で、白血病にかかってしまった子がいます。その子は今は元気に学校に通っていますが、病気になってしまった時からほとんど学校に来れなくなってしまいました。その子もみんなとちがうわけでもなくなじんでいます。その子のような子が、他にもいるんだなと思ったり、他の事も学べました。」
「小児がんは、病気になったからって、お父さんやお母さんのせいではないということがわかりました。病気になった人は外にもでられないので、へやの中ですごすしかないんだな～と思いました。それに、友達に手紙をあげたりしたら、うれしいと思いました。お姉ちゃんも友達に手紙をもらったのでうれしかったんだなと思いました。」

など、たくさんの感想をいただきました。

アンケート結果全文はこちら

【集合写真】

皆さん、ありがとうございました！！

セミナー後は、夕方から中庭で行われた夏祭りにてレモネードスタンドを実際に行いました！

夏祭りでは、約300杯のレモネードを配り、43,198 円の募金が集まりました！

成育医療研究センターさんが作成してくださった当日のダイジェスト動画はこちら。

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イベントタイトル：国立成育医療研究センター～小児がん支援のレモネードスタンド～
開催日時：2017年8月6日（日）15:00-17:00（イベント後、中庭の夏祭りにてレモネードスタンドを開催しました！）
会場：国立成育医療研究センター 研究所 2F セミナールーム
共催：国立成育医療研究センター
認定NPO法人キャンサーネットジャパン
後援：公益財団法人がんの子どもを守る会
参加者：34名（小学生20名、中学生9名、高校生4名、大学生1名）
見学者：21名